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CAPCOON7

青祓のネタ庫

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4話目

四話目
塾のクラスメイト達の紹介がきました。
勝呂くんはあんな外見としゃべり方をして真面目な坊っちゃんとかギャップ萌えすんじゃねぇか!
取り巻きの子猫丸と志摩さんもいい味出してるよね。この京都トリオの中学時代も美味しいものでしょう。
志摩さんの傷が気になるけど。あれって子供の頃に魔障でも受けたのかな?

あと、燐と雪男の種付け日がわかりましたね(最低)青い夜に宿った模様。
サタンお父様はどうにも小物くさいしゃべりをするのですが、やってることは悪魔の王そのものです。
燐と雪男のお母さんはサタンの焔にやられなかったのかな?しかもこの時は獅朗さんも30代だし
祓魔師はやっていただろうし、よくサタンに憑かれなかったね。
この頃の謎の解決はきっとあと何年も先の話。レイトン教授にナゾトキしてもらいたいくらいです。


坊を守ってカエルに嬲られた燐ですが、あんなエロい状況雪男先生がほっとくわけありませんよね。
完全に兄さんのストーカーになってますよ。兄さんは僕が守る!な心意気はいいですが仕事してください先生。

新キャラはメフィストの弟であるアマイモン。
ぱっと見で著しく心が壊れていそうな子。父上、兄上呼びに萌えた。
父上ってきっとサタンのことだろうから、悪魔っこであろうことは推測でわかった。
注目すべき今月のセリフは「我らの小さな末の弟」
(´∀`)
(´∀`)
(´∀`)
学園は燐を躾けるための教育機関でした。
燐って本当色んな人達の計画の渦中にいるんだな。メフィストとサタンの思惑が一致しているかは怪しいところ
だけど。

ところでここでこの小さな末の弟発言を捻って、実は雪男のことでしたとかいう捻りは一切いらないです加藤先生。

これからの展開を考えるとその捻りもないことはないので怖いです。
髪留め留めた燐はしえみちゃんいわく「女の子みたい」
……ほほう…(´∀`)

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3話目

三話目
しえみちゃん登場!こういうストーリーもののヒロインって苦手な子が多いんですが、
しえみちゃんは別腹です!可愛いよこの子!和とファンタジーの組み合わせっていうコンセプトを
現すヒロインですね。この和の雰囲気すごく好きだ。祓魔屋に行きたいです奥村先生。
しえみちゃんを助けることで燐も救われた。この二人っていいコンビだよね。
お互いに精神的に助け合えるカップルになれそうで。

ただ一つ難点なのは両者とも天然さんだということでしょうか。きっと二人が結婚なり同棲なり
して住むとしたらきっと雪男心配のしすぎで一緒に住むとかいいだすよ。
双子としえみとも取れるし、カップルと弟ともとれるし…姑は双子の弟でした。
この三人は一緒に住んでもなんら問題ない。だれとでもいちゃつけばいい。

あと、おばあちゃんってなんかえらいかわいらしいおばあちゃんでしたね。
でもおばあちゃん蔵に住んでたっていうの見て、てっきりどろどろした関係があるのかと思った。
おばあちゃん一人が蔵に住むって苛めじゃないですかね?


しかも、蔵のドアって結構重いからおばあちゃん一人で開けれたのか?
親子二人が仕入れに出かけている最中、蔵から出れなくなったおばあちゃんの「開けてくれ」という声が
庭に響いて…ってどんなホラーだ!

2話目

二話目
メフィストの車がピンクで長くてすごく固そうです。
十字学園の外観のイメージってやっぱりモンサンミシェルなんですかね?
この学園、どんなに話を展開させても美味しそうな設定に涎が止まりません。
この学園に悪魔を研究してる部署でもあれば燐はそこの研究員に狙われry

どう転んでも最終着地点が燐であることに萌えます。
メフィストのわんこ姿も可愛くていいですよね。

で、本筋としては雪男の正体バレと兄弟の和解なんですが、正直二話目読んだ時は
雪男のこと信用していませんでした。
こいつ裏切るんじゃね?っていう疑心暗鬼が抜けなかったんですよ。
読んでいくうちに唯一の味方は雪男なんだなっていうのがわかるんですが、
この時は怪しいとしか思ってなかった。

美味しそうだとは思ってたケドネ!双子オイシス!
双子の寮生活とか、やってる雑誌が違えば間違いなく初日で食われてるわな。
ただこの二人についてはじゃれてても薔薇じゃなく百合にしか見えない。
子猫のじゃれあいってやつですね。

エロスの権化である私がエロスを想像できない作品に嵌ってしまったとか、もう
これは自分を調教してエロス脳を開花させるか、諦めて健全なじゃれあいを書くかしかないじゃない。
非常に困った。

1話目


ジャンプスクエア自体は創刊号から買っているのですが、途中で止めたので
青祓が連載されているのに気づいたのは3話目だったと思います。
妹が某テニヌ漫画の連載開始と同時に買ってたので、遡って1話目から見れました。
ここだけはありがとう妹。


10話目見た後での感想となっていますので、ネタバレ嫌な方は見ないでくださいね。

一話目
倶利伽羅とか神隠しの鍵については初めて見た時にはわからなかったよ。
でも、悪魔の息子が祓魔師になるという引きにすごく惹かれました。
何より絵が好みだったこともあるけれど。
この時にはまだ雪男の存在も曖昧だったし、雪男の服装にセンスがry。
いえ、これは止めときますか。

ただ、話を見ていくうちにどんどん一話目が見れなくなってくるんですよ。
一話目見た時点→おとうたまが死んじゃった…双子可哀想だ
十話目見た時点→獅朗さあああああん!何故死んだし!
獅朗さんが死ぬシーンがどうしても可哀想で見てられなくなってしまう。
何を思って15年子供を育ててきたんだろうなぁ。
燐が怪我するたびに心配しただろうし、喧嘩で帰った来なかった夜は悪魔と
関わっていやしないかとか気が気じゃなかったんじゃなかろうか。
老い先が短くなってっていうのはある意味真理を突いてそう。
自分がいなくなった後のことを任せれるように雪男を鍛えたんだろうし。

何にしても一話目って話が深まるたびに重いものになってくるっていう作りは流石です
加藤先生。青の祓魔師の奴隷になれるよう私がんばります(なんだそれ)

そうそう、獅朗さんに「言うこときけ!」って叩かれるシーンの「…わかった」
って呟いた時の燐の可愛さは異常。
可哀想!可哀想!だが私の好物はそこなのだよ!
燐もだけど殴った獅朗さんも痛かったという神シーンですとも。
 

聖騎士の夢3


「だれだおまえ」
燐は目の前に現れたピエロ男に驚いた。見たことないやつだ。
父親が読んでくれた絵本にあった道化に似た服を着ている。
「おや、あなたは・・・」
「なんだよ」
「いえ、これは面白いことになったと思いまして」
ピエロ男は燐をひょいと抱えて目を合わせた。
「なんだよ、だれだよおっさん」
「おっさんとはまた失礼な」
「おっさんはおっさんだろ」
ピエロ男はうな垂れた。まぁこどもに言わせればおっさんかもしれないが。
いささか心外である。
「私のことはそうですねぇ。お兄ちゃんと呼んでくれてもいいですよ」
「おれはゆきおのにいちゃんだ」
「私は貴方のお兄ちゃんでもあるんですがね」
燐はよくわからないといった顔をした。
「まぁあと十年もすればわかるようになりますよ。嫌でもね」
男は燐を抱えたまま玄関の扉を開けた。
「?」
「まぁ積もる話もありますし一緒に出かけましょう」
「やだ、おれははなすことねぇ」
男の顎鬚をぎゅうと掴んで燐は抵抗した。
「お父さんも来ますよ」
勿論嘘だ。
藤本との約束ではこちらが修道院に出向くことになっていたが、この際無視だ。
もっと面白いものを見つけた。
約束などすっぽかしてもなんら問題はない。
腕の中の燐はどうにも男の言葉が気に入らなかったらしく、しかめっ面をしている。
「おれたちのだ」
「私のお父さんといった訳ではありませんよ。貴方には弟さんもいらっしゃいましたよね」
生まれた時に兄に魔障を受け、既に悪魔が見えているというこどもだ。
「ゆきおっていうんだ」
「なるほど」
と、男の腕に抱かれ、燐はそのまま修道院から連れ出されてしまった。

修道院の近くに止めていた車に乗り込み、発進させる。
燐は車に乗ったことがないらしく、おおと歓喜の声を上げながら流れていく景色を眺めていた。
メフィストは車に備え付けてあるジュースと菓子を指差し、食べますか?と問うた。
「なんだそれ」
「お菓子ですよ」
「たべたことない」
牛皮に包まれた和菓子は藤本も与えていなかったらしい。
「美味しいですよ」
「じゃあたべる」
ぱくっと半分ほど齧ると、練られた餡子が出てきた。燐は何度か咀嚼すると目を輝かせてメフィストに言った。
「うまい!」
「そうでしょうね。それ全部食べてもいいですよ」
「やった!」
燐は夢中で和菓子に齧り付いている。外の景色はもう住み慣れた世界を離れているとは気づかずに。
「奥村燐君、外を見て御覧なさい」
「?」
そこはまるで城のようだった。モンサンミシェルのように上へ上へと積まれた建物が聳え立っている。
「正十字学園都市ですよ。きっと何年か後、貴方は嫌でも来ることになるでしょうね」
「なんで」
「それは秘密です」
餡子がついてますよ、と窓に張り付く燐を抱き寄せて膝に乗せた。
餡子を拭う振りをとって確認する。
まだ牙は生えていない。
膝に乗せるときに手をかけたが、まだ尻尾もない。
まだ、この子は人間だ。
「まだもう少し大きくなってからですかね」
「だからなにがだよ」
「あなたとお付き合いするまではまだ時間がかかるということですよ」
「?」
そう、嫌でもこの子供は自分の運命と向き合うことになるだろう。
そうなれば、騎士団の門を叩く日は必ず来る。
だが、それまではまだ人間として生きればいい。
だからそれまで。
「今の時間を大切にしておきなさい」
「?」
いずれ、藤本とも、弟とも。この世界とも別れる日が来るだろう。
男は自分の弟にあたるこどもをあやす。
「悪い男にかどわかされたものですね」
藤本は知らない男に付いて行かないようにと教えなかったのだろうか。
「なにが?」
「いえ、なんでもありません」
「おまえ、なまえなんていうんだ?おれは、おくむらりんだ」
「ふふ、あなたはまだ私の名前を知らない方が面白いかもしれませんがね」
「じゃあなんてよぶんだ」
「そうですね、恐らく帰ったら藤本にどこに誰といたか聞かれるでしょうしね。
聞かれたらこう答えておきなさい」
「・・・?うん」
男がなにかを言う前に、着信音が響いた。
携帯の画面を見て、男は心底面白い、といった顔をして笑った。
燐を右手一本で抱えて、顔を肩口に押し付けた。燐がふぐ、と潰れた音を出したが気にしない。
ここでこの子供に声を出されてしまっては、せっかくのお膳立てが台無しだ。
もごもご動く子供の口が開かないことを確認して男は電話に出た。
「藤本ですか」
「そうだ、お前が約束の時間を過ぎてもこねぇから電話した」
「よくおっしゃいますね、私が訪ねた時はお留守だったようですけど。
チャイムを鳴らしても出ませんでしたし」
これは嘘だ、チャイムなど鳴らさなかった。
「お前、いつもはチャイム鳴らさずに入ってくるだろう。今日に限ってどうした?」
「人がちゃんとしたというのに、結構な言い草ですね。何かあったんですか」
「質問に質問で返すなよ。やましいことがあるみたいだぞ」
「やましいこと?それはもう星の数ほどありますが?」
「茶化すな」
「怒りっぽいですね」
「ああ、怒りっぽくもなるさ」

「燐がいなくなった」

一瞬の沈黙。
「それは大変ですね。騎士団の方にも掛け合って探しましょうか?」
「そんなことをして、バレたらどうする。しねぇよ」
「ばれたら、子供もあなたの首も飛ぶでしょうね」
「俺のことは別に構わん。だが、子供たちに被害が及ぶとなれば俺は絶対に許さん」
「おや、いいお父さんになったものですね。最初の頃はどこぞに子供を捨てるのではないかとヒヤヒヤしたものですが」
「メフィスト」
藤本はなんの迷いもなく言った。

「俺はあいつらの親父なんだよ」

例え血のつながりがなくてもな。

「こどもの足でしょう。きっと近くにいますよ。悪いおじさんにかどわかされていたら話は別ですが」
「その悪いおじさんには心当たりがあるんだがな」
「あなたとかですか?」
「俺は悪いお父さんだからな。おじさんじゃねえ」
「私は悪いお兄さんなのでね。おじさんではありませんよ」
お互いに一笑して、電話を切った。
苦しそうにもがいていた燐を解放し、言った。

「そろそろお帰りの時間ですね。お父さんが心配していますよ」
藤本の顔が浮かんだのか、燐の顔が緩んだ。
「うん、かえる」
「さて、その前に覚えておいてほしいことがありますんで、ちょっと練習しましょうね」
「なんだよ?」
「さっきも言いましたが、恐らく帰ったら藤本にどこに誰といたか聞かれるでしょうしね。聞かれたらこう答えておきなさい」」
メフィストが燐を浚ったことは藤本にばれている。だが、悪戯するならば最後まで徹底的にやるのがメフィストの流儀だ。

藤本が慌てる姿が目に浮かぶ。

 

「燐!!どこに行っていた!?」
修道院近くの公園で車から下ろされた燐は、そのまま自分の足で修道院へ向かって歩いていた。
日も暮れだした頃、てくてく歩く燐の姿を見つけた近所の人が慌てて藤本に伝えに来たのだ。
すっとんできた藤本は、燐の無事を確認すると心底安心した表情をした後、燐をしかるように問い詰めた。
「どこに行っていた、心配したんだぞ」
電話での会話から察するに燐を連れていったのはメフィストであろうことは察しが着いた。
しかし、燐の口からどんなことがあったのかを聞かないと安心はできない。
「ごめんなさい」
「怪我とかしてないか?誰かに酷いこととかされなかったか?」
「ええ、と・・・」
燐はしばし考えたあと、藤本にこう言った。

『俺が父さんを探して玄関の方に行ったら、玄関の扉が急に開いたんだ。そしたら変なマスク被ったおっさんが
俺を見るなり「こいつは高く売れそうだ」とかなんとか言って、嫌がる俺の口を塞いで無理矢理連れて行ったんだ。
怖かった。そのまま車に乗せられて、連れまわされた後、急に人気のないところで車が止まったんだ。
おっさんが運転席から俺が乗せられてた後ろの席まで来て、売る前に味見がどうこうとか言ってた。
俺、怖くなって逃げようとしたんだけど鍵がかかってたから外に出れなくて。
そのままおっさんの下敷きにされて、そんで口を無理矢理開かされた。同時に手で尻の方撫で回された。
やめろって俺が言うたびに笑ってたから変な奴だなって思った。
しばらく体触られた後、おっさんはなんか残念そうな顔して「もう少しでかくなってからだな」って言って俺から離れたんだ。
その隙に鍵開けて、ここまで必死で逃げてきたよ』

覚えたことをすらすら言えたので、燐は大満足だった。
が、目の前にいる藤本は見たこともない顔をしていた。顔面が完全に固まっていて、氷のように冷たい顔だ。
「燐」
「・・・なに」
「俺が悪かったな。うん、だから今後は一人で玄関とか近づかないように」
「う、うん」
「その男の特徴は覚えてるか?」
『ううん、わからない』
この返答の仕方もメフィストの入れ知恵だった。
「じゃあ、今日は修道院から出ないようにな。雪男も心配していたんだぞ」
「う・・・ん」
優しい言葉のはずなのになぜだか怖い。雰囲気が冷徹で、まるでこれから人殺しにでも行くかのようだ。
修道院の者達が藤本を見た途端、「あの頃の藤本さんが帰ってきた!」「やばいぞ!死人が出る!」「止めろ!」
と絶叫していたことが燐の印象に残った。
あのピエロ男はこうすればお父さんは喜びますよと教えてくれた。
でも、父の顔は笑ってはいたが喜んではいなかったように思う。
変なの、と燐は特に深く考えずにそのまま修道院へと入っていった。

その夜、修道院の周りでは怪しい車が片っ端から爆破されるという不可解な事件が起きたという。

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